Last Night
——けっこう長めに取ったつもりだったけど、あっという間だったな。
ホテルで過ごす最後の夜、にキスしながらオレはこの新婚旅行について振り返っていた。
二人で話し合って決めた旅行先はハネムーンの定番になってるビーチリゾート。ベタだけど、ここを選んだのは正解だった。
というのも開放的な海に影響されたのか、この旅行に来てからのはいつもと比べて大胆だったから。主に性的な意味で。
昼は海水浴とか観光とかを健全に楽しみつつ、夜はホテルでたっぷりイチャついてたんだけど、普段の恥ずかしがり屋が嘘みたいには毎晩すっごい乱れてたし、自分から積極的に行動してみたり。
おかげで間違いなくハネムーンベイビー授かってるだろうなと思う。お互い早く子供欲しいねって言ってたから全然問題ないけど。もちろん今夜もめちゃくちゃ励む予定、ハネムーン最終日だしね。
明日はそんな余裕ないだろうから、今日の昼間は目いっぱい海で遊ぶことにして。それには「せっかくだから一回やってみたかったんだよね」と言ってサンオイルを用意していた。
だから「届かないところ塗ってやるよ」と申し出たんだけど、ジト目の彼女に「エース、そう言ってえっちなことするからダメ」とお断りされてしまった。チェッ、バレてた。その後、体がやわらかい彼女は一人で難なく塗り尽くして。
そんなわけで今のはこんがり小麦肌。いつもの彼女とは雰囲気が違って、なんだか新鮮な気分だ。彼女のバスローブに手をかける。そこでからストップがかかった。
「エース、私の肌、ちょっと変な感じになってるけど……笑わないでね」
「変な感じってオイルでかぶれたりした?」
「そうじゃないんだけど」
の様子が気になりつつも、バスローブを脱がす。下から出てきたのは綺麗に焼けた肌……と、身に付けていたビキニの部分が白いままの体だった。あーなるほど。いやコレなんかすっごいエロいな!!
へそ出しとか、パンチラとか、男は女の子の普段隠されてる部分を見ると興奮するようにできていて。水着跡ってその隠されてた部分がはっきりわかるというか、コントラストで強調されてるせいか、やたらエロく感じる。
単純にの裸を見てるだけでもバカみたいに興奮するのに、今日はこの跡のおかげでいっそう"本来は隠れてる部分を見てる感"が強くて。ドキドキしすぎて頭痛くなってきた。絶対に抱く。
「変じゃないから安心してよ、むしろめちゃくちゃエロくてサイコー」
「……そうなの? じゃあコレぬってもらっちゃおうかな」
ベッドボードに置いていたそれをが手渡してくる。そのボトル容器にはアフターサンケアと書いてあった。その商品名通り、日焼けした後のケアアイテムなんだろう。
試しに手のひらに少し出してみる。メンソール特有のヒヤッとした感触は火照った肌にちょうどよさそうだ。指で伸ばしてみる、やわらかいテクスチャでベタつかないけどジェルローションっぽい。
はたと気付く。あ、これ、サンオイル断った時のお詫びだな。あの時は海水浴があるから最後までする気はなかったけど、それでもは遊ぶ前に体力使いたくなかったんだろう。けど彼女としてはそれが引っかかってた、と。
やっぱりいつもより、かなり積極的だよなあ。サービス精神満載じゃん、オレの奥さんサイコー!
「お前、全身こんがり焼けてるし、くまなく塗らないとなー」
「ふふっ、おねがいしまーす」
たっぷりローションを手に取って、の鎖骨から首に向かって塗りたくる。ローションの清涼感か、それともオレの手の感触か。気持ちいい、とが呟く。
このままおっぱいに行きたい所だけど、焦らしは大事だよな。あと単純にエロいことし始めたら手入れ忘れそう。ということで肩から腕を保湿する。
背中、おなか、足……肝心な部分以外は全部塗れたと思う。首とか背中はくすぐったかったのか、エロい声出すし。おなかは挿れてる時にいつも撫でてるせいか、トロ顔してたし。太もも触ってたら「こっちもさわって……」と足の間に誘導というか、煽られるし。そんな状況なのにオレめっちゃ我慢したよなっ、すごいえらい!!
自分を褒めるのは、ほどほどで切り上げて改めてに向き合う。メインディッシュ以外は堪能したからか、彼女がオレを見る目は期待に満ちていた。
「んっ♡」
「おっぱいのとこは白いままだから、さきっぽピンクなの際立ってるよな」
「あっ、あ♡」
ぬーっとの胸に手のひら全体を使ってローションを広げていく。でも乳首はまだ触らない。
小麦色と白色の境目を指でツツツとなぞる。ただでさえ感じやすい彼女だが、ローションのせいで余計に感度が上がっているらしい。我慢できないとばかりにオレの手を取って、自分の胸に押しつける。
手のひらに吸い付くように触れた小さくもやわらかい膨らみ、その中心のコリコリと固い感触、それからの積極的なアピール。おかげでまだ焦らそうという余裕は一瞬で消し飛んだ。
にキスしながら彼女の乳首をくにくにと弄ぶ。身じろいで逃げようとするへ追い打ちをかけるように先端を摘まんでみる。Mっ気がある彼女には快感にしかならない。びくびくと全身を震わせながら、はとろけた瞳でオレを見上げていた。
近くにあったティッシュで手を拭って、彼女の下半身へと手を伸ばす。連日抱いているせいか、すでにやわらかくなっているの中に指を差し込んで掻き混ぜる。
ぐちゅぬちゅと音を立てる度、お尻に垂れていっているそれはローションだけじゃないんだろう。
がイったタイミングで彼女をうつ伏せに転がす。腰上げてとお願いすれば、おずおずとオレのお望み通りは四つん這いになってくれた。
前から見てもエロかったけど、バックもなかなか。背中に一本走った白い紐の跡、真っ白なお尻はオレしか知らない。
そういえば塗り忘れてたなーってことで、ローションを出した手でお尻を撫で回す。女の子特有の丸みと、すべすべした感触は病みつきになりそうだ。
お尻を突き出すその格好はオレがさせた事なんだけど、それにしたっていやらしすぎない、これ。
ちょっとした意地悪のつもりで、ぺちっと尻たぶを叩いてみるが、それにもは甘い声を漏らしていた。お前のせいで性癖歪められそう、もう手遅れとか言うな。
バスローブをくつろげて、今にも張り裂けそうな自身を彼女のどろどろになった秘部に宛がう。ここまではいつもと変わらない。
違うのはが自分から腰を動かしてオレを飲み込んでいったことだ。不意打ちにギョッとしたが、ができたのはひとまず先端を咥えたところまで。まだ半分も入ってない。
だから、仕返しに彼女の腰を掴んで一気に奥まで突き上げる。ごちゅっと先端が彼女の子宮口にめり込む。それにが背中を仰け反らせて絶頂した。
「まーだ挿れただけなのにイっちゃったんだ?」
「ひぅっ♡ あっ♡ 奥ぐりぐりらめっ♡」
「えー? でもとんとんした時もそうだけど、そんなエロい声で言っても説得力ないんだよ、ねっ」
ぐちゅんと強く腰を打ち付ける。だけどは痛がるどころか、ただ身悶えるだけ。無意識なんだろうけど少し動きを止めるとお尻を振って誘ってくる様に、あの純情だった彼女をこんなエロい女の子にしてしまったんだと、どうしようもなく興奮する。
奥を捏ねるような動きで、やわらかくして。甘えるように締め付けてくる内壁に射精感が促される。
一瞬、この小麦肌にぶっかけたら凄い絶景だよなと考えるも、中に出したいという本能には敵わない。彼女の腰を引き寄せて、開いた子宮口に向かって全部吐き出す。
同時に達した彼女は絶頂の余韻から戻ってこれてないようだったけど、遠慮してやれるほどの理性はなかった。一滴も残らないよう奥に擦り付ける。その刺激でさっき出したばかりなのにもうオレの熱は復活し始めてた。
か細い声で喘ぐ彼女の耳元に唇を寄せる。まだまだ夜は明けそうにないし、最終日なわけだし。
「もう一回、いい?」
まあ一回じゃ絶対終わらないんだけどね。これまでの夜で、もそれは承知の上だろう。
ゆるゆる腰を動かしつつ返事を待つオレに、は控えめながらも頷いた。